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授業・学生生活
2022/12/10

3C「総合プロジェクトⅠ」科目で導水路工事の現場見学にいきました

12月9日、思川(おもいがわ)開発事業のひとつである思川開発導水路工事(栃木県鹿沼市)の現場見学にいきました。本事業は、南摩川に洪水調整のためのダムを建設、そのダムと2つの川を水路で結び、川の水が枯れそうなときはダムから補給をおこない水道水を確保、逆に2つの川の水がたくさん流れているときは、ダムに水を送るとのことです。本日は、この水の”やりとり”をおこなうために必要な水路の現場見学です。本工事の施主は独立行政法人水資源機構で、思川開発建設所導水工事課長の森長夏樹様から説明がありました。施工者は、鹿島建設株式会社で思川開発導水路総合工事事務所総合所長の漆崎達也様から説明がありました。森長様は、松江高専C科出身とのことで12月7日に講演を頂いた木村様の後輩とわかりました。今回見学する大芦川立坑と大芦川取水放流工の説明を受けた後、現場に移動しました。取水放流工の現場は、想像していたものよりはるかに大きいコンクリート構造物でした。魚が泳いで”せき”を渡れる専用の道もありました。立坑は、専用エレベータと階段を使い、約45m下の水路管位置である底部に移動しました。水路掘削中でしたが、施工中とは思えない静けさでした。学生は、建設会社で働くと「スコップを持つ」と思っていたり、現場は想像したより「きれい」「清潔」「作業員がそれほどいない」「安全帯など安全管理に気を使っている」「建機・シールドマシンは誰が操作?」など、実現場からいろいろと感じ取ったようです。今回、このような貴重な機会をもうけて頂きました、鹿島クレス株式会社の牧内勲様および半田修弘様、ありがとうございました。

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