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学生の活躍
2023/03/18

C科学生が土木学会関東支部技術研究発表会に参加しました

3月9日、茨城大学日立キャンパスで土木学会関東支部技術研究発表会が開催されました。5C吉田智咲さん、C科21期生(新潟大学)の大河原大智さん、C科20期生(本校専攻科2年)の山居洋介さんの3人はそれぞれ優秀発表賞を受賞しました。おめでとうございます。

優秀発表賞を受賞した学生と発表タイトルは以下のようになっております。

山居 洋介(20期、専攻科環境工学専攻2年):

「閉鎖性水域内のアオコの動態と抑制及び除去手法の検討」(指導教員:堀尾 明宏)

大川原 大智(21期、新潟大学3年):

「小型IoT センサの開発と地域の防災力向上への活用に向けた実証実験」(指導教員:井上和真C科 6期生)

吉田 智咲(22期、環境都市工学科5年):

「3次元モデリングIoTセンシングを統合した河川橋梁のリアルタイム管理システムの開発」(指導教員:井上和真 C科6期生)

各受賞者に受賞にあたってインタビューを行いました。

Q:土木学会関東支部優秀発表賞の受賞おめでとうございます。早速ですが、受賞にあたって、コメントをお願いします。
山居:自信を持って発表・質疑応答に臨めた結果、ついてきたものです。
大川原:井上先生をはじめとする地震工学研究室の皆様のご協力があったからこそ、受賞することが出来ました。ありがとうございました。

吉田:初の学会発表で賞をいただけて本当に嬉しいです。研究にご協力いただいた皆さんに心から感謝申し上げます。

Q:続いて、研究内容を簡単に教えてください。

山居:(水質悪化の原因となる)アオコを底泥乾燥、薬品使用により抑制を試みる研究です

大川原:土木業界におけるIoTセンサの活用方法の提案です。私は、観測データをTwitterに自動投稿する研究でした。本研究では、防災分野に留まりましたが後輩が構造物の維持管理分野の研究を行っているので今後の研究が楽しみです。

吉田:IoTセンシングで得られたデータを3次元モデル上で明確にするプラットフォームを作成することで、維持管理の効率化を目指します。またリアルタイムで橋梁を管理し、災害時において地域の防災力向上に貢献します。

Q:皆さん、難しい研究を行っているのですね。そのような研究を行う中で、日々の研究活動で辛かったことや研究で工夫したことを教えてください。
山居:抑制方法について現地調査や論文調査を行い、より良い除去アプローチを工夫、検討しました。
大川原:プログラムが上手くいかない時は辛かったです。ただ、必ず解決方法はあると思いながら粘り強く考えることは常に意識していました。

吉田:研究ペースをつかむことに苦労しました。工夫としては、先生や先輩にこまめに研究の相談をすることで、必要以上に悩んだり落ち込んだりする時間を減らしました。

Q:最後になりますが、これから研究活動を行う環境都市工学科の学生に一言お願いします

山居:研究は日頃から、発表は緊張しすぎず余裕を持って取り組もう。

大川原:私は卒業研究で人生が変わりました。皆さんは、これからそのチャンスが沢山転がっているはずです。そのチャンスを十分に活かし、将来、一緒に活躍出来ることを切に願っております。
吉田:研究は、友達はもちろん先輩にも「そこだけは負けない!」という自分の強みや自信になるので、頑張ってみると楽しくなると思います。お互い頑張りましょう!

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