お知らせ

2月16日、４C「コンクリート構造学」科目でPC建設業協会（PC建協）から講義がありました。「PC」は「プレストレスト・コンクリート」を略したもので、工場でコンクリートを製造する際に鉄筋を引っ張った状態でコンクリートつくります。コンクリートが硬化した後、この引っ張った状態を解放すると、鉄筋は元の長さに戻ろうとします。その結果、硬化したコンクリートを縮めようとします。鉄筋の引っ張り力を、硬化したコンクリートが支えるため、コンクリートに圧縮力が生じます。この圧縮力はコンクリートに様々なご利益を生みます。このご利益を利用したコンクリートをPCコンクリートと呼びます。電柱や橋などに使われています。本日は、PCのエキスパートであるPC建協様から講義をおこなって頂きました。また、コンクリートがどのように圧縮されるかの実験もおこなっていただきました。今回講義をおこなって頂きましたPC建協の皆様、ありがとうございました。