環境都市工学科で1日高専生になろう!
群馬高専では、理工系分野に興味のある中学1~3年生を対象に実験・実習や講義を体験いただける「体験授業」を開催しています。環境都市工学科では、環境や防災、まちづくりに関連する様々なテーマについて、頭だけでなく手や体を動かしながら体験できる授業を行っています。ぜひお気軽にご参加ください。
2023年度 環境都市工学科の体験授業テーマ
2023年度の環境都市工学科の体験授業では、都市・環境・防災に関する身近なテーマを4つご用意しています。人工衛星を使った最新の測量技術を体験したり、都市基盤を支えるコンクリート材料を用いて水にも浮かぶミニカヌーをつくったり、上下水道で使われている水質浄化技術を体験したり、近年多発している土砂災害のメカニズムや防災対策をゲーム形式で学んだりするなど、環境都市工学に関する幅広いテーマを体験できます。
C1
GNSSを使って測量をしてみよう
カーナビやスマートフォンでも活用されているGNSSの技術を用い、人工衛星からの信号を受信しながら、学校のプールを実際に測量します。そして、プールの水の体積から水道料金を見積もります。

2023年8月9日 (水)
午前 (9:00 ~ 11:30)
●対象: 中学2~3年生
●定員: 8名
C2
コンクリートを模した材料で “水に浮かぶ” カヌーを作る
私たちの生活を支えるコンクリートを用いて、群馬高専の愛好会では水に浮かぶカヌーを製作しています。この授業では擬似的なコンクリートでミニカヌーを製作し、材料の性質を学びながら、ものづくりの楽しさを体験します。

2023年8月9日 (水)
午後 (13:30 ~ 16:00)
●対象: 中学1~3年生
●定員: 10名
C3
地盤災害を学ぶ
液状化、地盤沈下、崖崩れ、地すべり、土石流といった各種の地盤災害について、講義および実験により学習します。これら地盤災害の発生原因・発生メカニズム・災害対策について学ぶことを目的とします。

2023年8月10日 (木)
午前 (9:00 ~ 11:30)
●対象: 中学1~3年生
●定員: 10名
C4
水をきれいにする微生物の顕微鏡観察と水質浄化実験
水をきれいにする(浄化する)役割は微生物が担っています。顕微鏡を用いてそのような微生物を観察します。また、水質に影響を及ぼさず、微生物を用いず簡単に水をきれいにする浄化実験を行います。

2023年8月10日 (木)
午後 (13:30 ~ 16:00)
●対象: 中学1~3年生
●定員: 10名
申込方法
群馬高専公式ホームページの下記ページを通じてお申し込みください。
申込期間: 6月30日 (金) ~ 7月10日 (月) 17:00
注意事項
1名につき申込可能なテーマ数は、各開催日当たり1テーマのみです。このテーマ数を超えて申し込まれた場合、いずれにも参加できませんので、重複しての申込を行わないようご注意ください。なお、申込者が定員を超過した場合は、抽選で受講者を決定させていただきます。希望に沿えず、受講していただけない場合もありますので、ご承知置きください。
これまでの体験授業の様子
過去に開催された体験授業の様子を写真でご紹介します。中学生の皆さんのご参加を心よりお待ちしております。
※2022年度の内容です
GNSSを使ってお宝を探そう


コンクリートで水に浮かぶカヌーをつくる


災害リスクを考えよう


水をきれいにする微生物の顕微鏡観察と水質浄化実験


参加者の声
体験授業に参加いただいた中学生の皆さんの感想をご紹介します。

普段学校や家では絶対にできないことができたり、実験によって今までの災害などについて理解が深まったと思います。参加してよかったなと思いました。ここで学んだことをニュースを見るときに活かせたらと思います。
中学3年生・女子(『災害リスクを考えよう』に参加)

とても興味深い内容で楽しく学ぶことができた。先生や先輩の雰囲気も良くて温かかった。自分の知らないことが多くあり、より地域や土地について知りたいと思うきっかけになった。本当に貴重な体験だったので感謝したい。
中学3年生・女子(『災害リスクを考えよう』に参加)
過去の関連記事
過去に開催された体験授業に関する記事をご覧になれます。